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日産車のNYタクシー独占契約が有効との判決

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日産車のNYタクシー独占契約が有効との判決
ニューヨーク市の「統一デザイン・タクシー」導入計画をめぐり、タクシー会社に日産車の購入を義務付けることは認められないとして業界団体などが差し止めを求めた訴訟で、州高等裁判所は10日、原告の訴えを認めた一審判決を退け、契約を有効とする判決を下しました。(以下、記事より)
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 判決は、ニューヨーク市タクシー・リムジン委員会(TCL)が「タクシー・オブ・トゥモロー」と名付けたこの計画は「幅広い利益に合致した21世紀のタクシーを生み出すという、委員会の法的責務への正しく適切な対応だ」と結論付けた。
 日産自動車は2011年に、総額10億ドルでミニバン「NV200」をタクシー用に販売する10年間の契約を勝ち取った。ただ、州裁判所は13年10月、TCLは認められた権限を逸脱しているとの判断を示していた。これに対し州高裁判決は、TCLは市から「幅広い権限」を譲り受けていたと指摘。判決が確定すれば、日産は契約期間中に最大2万6000台の販売が見込まれている。
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 ニューヨークでは、ごく一部の会社しか日産車を導入しないということでしたが、州高裁の判決は日産にとって大きな成果だと思います。このまま確定するのか、上告するのか、今後の動向が注目されます。
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