仏で無料配送禁止の新法

ネットショップのアマゾンの無料配送には、注文する度に驚くのですが、フランスではその無料配送を法律で禁止しようという動きがあります。（以下、ニュース記事から）
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　フランス国民議会は、オンライン書店による顧客への無料配送を禁止する法案を可決した。市場支配力を高めるインターネット小売り最大手の米アマゾン・ドット・コムから、経営不振にあえぐフランス国内の書店を守ることが狙いだ。
　この措置を提案したフィリペティ仏文化・通信相は３日、アマゾンは書籍価格を規制するフランスの法律の抜け穴をかいくぐって、無料配送を提供していると主張。「ダンピング（不当廉売）戦略」の疑いがあるとして同社を非難した。
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　アマゾンの商品配送は、全国の主な地点まではアマゾン自身が行い、そこからはヤマト運輸などに委託をしているようです。その単価は、正確に知っている訳ではありませんが、１個数十円とも言われています。あまりにも安い単価に、佐川急便などは撤退したという話も聞きます。
　単行本１冊買うにしても、本屋で買うのと、配達してくれるのと全く一緒なら街の本屋はきついだろうと思います。同じ運送事業者として考えても、アマゾンが無料配送できるカラクリは不思議だなあと思います。