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ジュネーブ条約と自動運転

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ジュネーブ条約と自動運転
自動運転タクシーの実現には、「ジュネーブ条約」が足かせになっているという記事がありました。
 「ジュネーブ条約」を調べてみると、「道路交通に関する条約」のことで、1949年にジュネーブで採択された条約で、日本は1964年に発効しています。
 その第八条
1. 一単位として運行されている車両又は連結車両には、それぞれ運転者がいなければならない。
2. 牽引用、積載用又は乗用に用いられている動物には、運転者がいなければならず、家畜には、入口に一定の表示のある特別の区域における場合を除くほか、付添い人がいなければならない。
3. 集団で移動する車両又は動物には、国内法令で定める数の運転者がいなければならない。
(以下、省略)
 日経新聞によると、ギリシャでは、「運転者は必須でも車中にいる必要はない」と自己流に判断しているということですが、この条文を見るとかなり無理があるように思います。
 どちらにしても、レベル4という完全自動運転ができるという2030年頃には、この条約も改正されているでしょう。
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