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タクシーの本紹介その10「交通経済学」

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タクシーの本紹介その10「交通経済学」

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この本は、タクシーの本というよりは、題名のとおり交通全般に関する経済学の教科書です。タクシーの関する国の審議会で座長を務めている山内弘隆先生が著者のひとりです。
 章毎のタイトルを列記すると、
第1章 市場と政府の関わりとしての交通サービス
第2章 交通需要の分析
第3章 交通サービスの費用分析
第4章 規制緩和と運賃・料金設定
第5章 経済理論からみた運賃・料金設定
第6章 交通投資
内容は学術的で理解するのは難しい箇所もありますが、国の審議会等でタクシーに関して論ずる方には、最低限読んでおいて欲しい本です。何故なら、議論をする前からあまりに基礎的な知識が違いすぎると、最初からかみ合わないからです。野球のルールを全く知らない人と、野球の話をしているようなものです。

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