タクシーの紹介本その9「タクシーゼミナール」
学術書的な本かと思って買いましたが、これは2年前にシステムオリジンという会社が企画して行った「タクシーゼミナール」という研修会の記録本でした。そう言えば、開催の案内が来たように記憶していますが、どうしても高額な費用がかかるのと、知っている講師が多く内容的に予想ができたので断念したものです。
ビジョン小委員会でも委員長を務めた山内教授が座長で、大興タクシーの吉田社長、つばめ自動車の天野社長などの講師による10回にわたる研修会が開かれたようです。この講師の多くは私も国交省のビジョン小委員会などで知り合った方ばかりです。
このゼミナールの内容をだいたい読みましたが、結局目新しいものは特にありません。うちの会社も私という社長の考え方もどこにも引けをとらないくらい進んでいると思います。
全国のタクシー会社で、今頃新しいことに取り組んでいる会社は両手両足で数えられるくらいでしょう。でも、その先進ぶりは五十歩百歩で、今がスタートラインと言っていいと思います。