トヨタの次世代タクシーは？

今日は、トヨタ自動車本社から「次世代タクシー検討にあたってのヒアリング」に5名の方が当社に来られました。5名というのは、コンセプト企画、商品企画、デザイン、営業といった各分野の担当の方でした。
　トヨタが現在考えている車両については、資料を持ってきて説明していただきましたが、その資料は回収されましたので、まだ企業秘密的な面が多いようです。ということで、詳細は省略しますが、車椅子がそのまま乗れる車両としての要望はいろいろと申しあげました。
　車自体の概観については、どんなのがいいかと聞かれたので、即座にロンドンタクシーと答えました。見てタクシーとわかるような、一般車には少ないような車両で、ある程度高級感のあるような車が理想的です。購入時に重視することは、今の状況では燃費、そして車両価格、耐久性の順くらいでしょう。
　車椅子のまま乗車する場合、国交省では真横からスロープを出すタイプを推奨しているようですが、それは国交省が現場を知らな過ぎるって言っておきました。玄関前に横付けして、そのままスロープで乗れるような家はむしろ少ないだろうと思います。当社の回りの民家をちょっと見てもらって、その状況も理解してもらいました。スロープは後部から取るのがベストだと思います。
　最後に、なるべく早く開発して欲しいとお願いしました。どんな車両が出てくるのか、とても楽しみです。