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ハートロッカー

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ハートロッカー
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この前のアカデミー賞では、世界余興収入の記録を更新した“アバター”が大半の賞を占めると思っていましたが、日本では公開されていなかった“ハートロッカー”が作品賞を含む6部門を受賞しました。その後、一部の映画館で上映するようになったので、早速、観に行きました
“ハートロッカー(The hurt locker)”というタイトルは、アメリカ軍の隠語で「苦痛の極限地帯」「棺桶」を意味するそうです。ハートは、heart(心臓)かと思っていましたが、hurt(傷つける)という単語でした。
 映画の舞台は、2004年、イラク・バグダッド郊外。アメリカ軍の危険物処理班と姿なき爆弾魔との壮絶な死闘が、ドキュメンタリー風に仕上げられています。戦争映画ということで、とても重い内容で、娯楽のつもりで観る人にはあまりおもしろくないかもしれません。イラクの悲惨な状況を理解するには、とても良くできた映画だと思います。
 アカデミー賞が、何故アバターでなくハートロッカーを選んだのか?映画が観客に何を訴えることができるか、という視点だったのかもしれません。
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