速記文字ってご存知ですか?
先日の新聞に、速記が見直されてきているという記事がありました。裁判所で速記官という職種がありましたが、1998年以降新たな養成を停止したようです。
最近は、高速音声認識装置やDVD録画により議事録を作成しているようですが、議事録の作成にはどうしても時間がかかるということで、昔ながらの速記が要望されているという。
速記といえば、学生の頃に勉強しようと思って通信教育を申し込んだことがあります。しかし、1週間もするうちに速記文字を使って速く書けるようになるような気がしなくて、断念した思い出があります。
速記には、資格試験があって、最高レベルの1級になると1分間に320文字を記録しなければなりません。試験では、320文字の読み言葉を1分間で速記記録して、それを130分以内に文章に反訳して2%以内のミスであれば合格です。話すのが早い人でそれくらいのスピードが必要なのだそうです。
私などは、この速記文字を見るだけで頭が痛くなりそうです。