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教育費の割合って

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教育費の割合って
附中の記念式典に参列して思ったことですが、教育費は削るべき予算ではないということ。生徒たちを眺めていると、「この人たちが将来の日本を作っていくことになる。学校はいい環境でいい教育をしなければならない。橋や道路を作る予算とは次元が違う問題だ。」と思えてくる。先日、破綻した夕張市で、予算削減のために多くの学校を統合するというニュースがありました。遠い子供は15キロも通わないといけないことになると。
 小泉総理が「米百俵の精神」が必要と言いました。何よりも人を育てることが重要ということです。家庭の支出の中で、教育費の占める割合が年々増えています。家庭の教育費は、全支出の10%を超えるとも言われています。この上昇カーブと同様に、家庭の収入に占める妻の収入の割合も増えています。結局、妻が働いて教育費の増加に備えていることになります。一方、北九州市の総予算に占める教育関係費の割合は、約7%です。家庭が10%なら、本来行政がもっと教育費を増やしてもいいのではないでしょうか?
 子供は、今、そんな社会の中でいろんな精神的な負担を負っているような気がします。教育費をできるだけ社会が負担して、おかあさんも家庭に戻すべき(差別的発言かもしれませんね、おとうさんでもいいです。)だと思います。
 いろんな意味で子供を守れる世の中にしたいものです。
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