道路勾配の表し方と最大勾配
道路の勾配の表し方は、一般的には“%”が使われます。“%”は角度表示と違って、水平100mに対して、垂直に何m上がるかで表します。
例えば:1%とは水平距離100m進むと1m上がるということです。
角度45度は何%になるでしょうか?45度だと、100mで100m上がるので、100%ということになります。
ダイハツのタントのCMで、写真のような江島大橋が出てきます。映像ではかなりの急勾配に見えますが、これでも6%程度です。
道路構造令では、道路の最大縦断勾配が規定されています。道路設計上の走行速度や市街地道路、都市部以外の道路などによって決められています。例えば、地方の一般国道で50km/hだと、最大が標準で6%、例外的に9%が上限になっています。規定上での最大が、小型道路で速度20km/hの場合12%となっています。