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福祉有償運送団体との意見交換会

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福祉有償運送団体との意見交換会
今日は、「北九州市福祉有償運送実施団体意見交換会」が行われました。
 市内には、福祉有償運送を行う団体が、最初は11団体ありましたが、今年2団体休止して9団体になっています。そこで、運営協議会の委員の有志で「検討会」を作って、まずは実施団体との意見交換をしよう、ということで初めて開催したものです。
 本日は、9団体中6団体が出席しました。他の3団体は会議に出る余裕もないということだと思います。会議の前に、事務局から各団体に次の項目毎に、困っている点や課題などを記入してもらっていました。
1)運転手の確保について
2)車両の確保について
3)利用料金のあり方について
4)他団体との情報共有のあり方について(共同配車センターなど)
会議では、上記各項目毎に出席者から説明してもらい、簡単な意見交換を行いました。1)では、北九州市の認定講習の頻度を多くして欲しいという要望が多く寄せられました。また、ボランティアの募集に各団体とも苦労している様子で、社協との連携などができないかとの意見もありました。2)では、車両持ち込みに頼っている所は車両維持費の負担に理解を求めないといけない苦労や、団体の車両があるところはその維持費の捻出や代替コストが捻出できない悩みがあるようでした。3)については、少しでも値上げしたいがタクシー代の1/2上限が緩和できないかという意見もありました。4)では、情報共有の必要性はあるという意見が多いようですが、共同配車までの希望はないようでした。それもそうで、現状の体制維持が精一杯であれば、共同配車というレベルまでは到達しないだろうと思います。
 各団体とも、(市の補助が入る社協以外は)財政的にかなり厳しいようで、何がそこまで頑張らせているのだろうかと思うくらいです。市の補助のあり方も見直す必要があるのではないかと思いますし、営業者を含めて全体的な枠組みを議論する必要があるのではないかと感じました。
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