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被災地にタクシー車両を送る取組み

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被災地にタクシー車両を送る取組み
今日、宮崎のタクシー会社の社長さんから電話があり、廃車して使用できる車両があったら譲ってくれという話がありました。東日本大震災で多くのタクシー車両が流され、営業をしたくてもできない状況なので、みんなでタクシー車両を被災地のタクシー会社に送ろうという取組みです。とてもいい取組みだと思いました。すでに、第1陣の6台が宮崎から大阪港経由で仙台方面まで向う段取りができたそうです。
 先日、トヨタの営業の方が来られて、コンフォートを注文してもしばらくは納入できないというお詫びの訪問があったばかりです。ですから、震災でタクシー車両が流された会社は、新車を入れようにも入れることができません。中古車の市場に頼るしかないのですが、タクシー車両は簡単には手に入りません。
 今頃は、特措法で減車をしている時期なので、ちょうど減車したばかりの会社は、車両を処分せずに置いている可能性があります。当社も、3月末に減車した車両がありましたので、取り外してしまったバンパーなどを再度つけて、被災地に送ることにしました。
 そして、たまたま今日は折尾地区タクシー協会の会議でしたので、会員にその話をしたところ、もう1台車両を確保することができました。どれも古い車両ばかりですが、当面の営業には利用できると思います。タクシーが1台でも多く稼動していくことで、移動に困っている方の支援になればいいですね。
 これが全国的な規模で応援できたらいいなあと思います。
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